モリサワは、組版編集ソフトウェア「MC-Smart 2」を発表した。出荷開始予定日は9月24日。対応OSはWindows 7/8(32Bit/64Bit)。

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「MC-Smart」は、同社のノウハウを投入した、シンプルな操作性で数式や自動組版などの高度な組版処理に対応できる組版ソフトウェアパッケージ。今回リリースされる「MC-Smart 2」は、MC-Smart 1 Ver.1.5のEPUBエクスポートに対応。これに加え、新たにXMLのインポート、エクスポート機能を備えることで、汎用性のあるデータ加工をスムーズに行うことが可能となった。

また、複数の画像ファイル、および複数ページのPDFの一括取り込みが行えるようになったため、「Smart-Imposer」の面付け機能との併用で、クライアントからの提供ファイルを速やかに印刷データにすることもできる。そのほか、新たにタブ機能、モリサワの飾り罫や地紋フォントに対応した飾り罫、ハッチング・地紋機能を追加した。

なお、同製品の購入方法は、通常の買取方式(買取)のほか、年間契約方式(年契)も用意されている。「MC-Smart 2」は買取が126万円、年契が31万5,000円。「数式オプション」の買取が26万2,500円、年契が6万3,000円。「DB カタログオプション」の買取が47万2,500円、年契が11万5,500円。数式オプションおよびDB カタログオプションを標準で装備した「MDS-Smart 2」の買取が189万円、年契が47万2,500円。