ALBERTは7月29日、ビッグデータを自社で分析したいという企業ニーズに応え、ビッグデータの分析方針決定とデータサイエンティスト養成カリキュラムの設計を個別に行ない、講師を派遣するサービスを開始したと発表した。

ALBERT 事業内容

本格的なビッグデータ時代を迎え、データサイエンティストという職業に注目が集まっているが、統計解析の知識に加え、最新のITを使いこなし、経営やマーケティングの課題を顧客の立場で捉える能力を兼ね備えたデータサイエンティストは、圧倒的に不足している。

分析力をコアとするALBERTは、大手総合通販会社や外食チェーンなどの購買データ分析に高い実績を持っており、ビッグデータの収集、蓄積からデータクレンジング、分析、分析結果を基にした、施策の提案からキャンペーンマネージメントシステムの提供まで、ワンストップで提供している強みを活かし、企業内の担当者が、自社で収集したデータの集計処理方法や分析方針を決定したり、実際にデータサイエンティストとして分析したりできるようにするための、統計学の基礎、様々な多変量解析の手法理解や実践までのカリキュラムを企業に合わせて設計、講師を派遣する。

講師陣は、明治大学商学部准教授の水野誠氏、首都大学東京都市教養学部准教授で「Excelソルバー多変量解析」の著者である中山厚穂氏を初めとし、実践的データ解析で定評のある講師陣を派遣。カリキュラムは同社代表取締役会長で、明治大学大学院グローバスビジネス研究科にてCRM、データマイニングの講師を務める山川義介が監修。

料金は、データ分析方針コンサルティングおよび講座プログラムの提案と、90分の講座6コマ(1コマ5名まで)が100万円から。講座の一例は以下の通り。

データサイエンティスト養成カリキュラム 講座一例

なお、同講座の提供にあたっては、ALBERTがビッグデータ領域で協業しているインターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)と共同で展開していく。