「Extensis Suitcase Fusion 5」

ソフトウェア・トゥーは、米・Extensis社のフォント管理ツール「Suitcase Fusion」の最新版として、「Extensis Suitcase Fusion 5 日本語版」を2013年8月7日に発売すると発表した。価格は1万3,440円。WindowsとMacの両OSに対応したハイブリット版での提供となる。

「Suitcase Fusion」は、デザイナーが必要とするフォント管理機能を多数備えたフォント管理ソリューション。今回発売される最新版では、アドビ システムズが提供するクラウドサービス「Creative Cloud」の各種アプリケーション(InDesign、Photoshop、Illustrator、InCopy)に対応したオートアクティベーションプラグインを新たに搭載。また、Webフォントサービスの「WebINK」と「Google Web Fonts」と連携したことにより、先述のアプリケーションでWebフォントを使用することが容易になった。

このほか、Suitcase Fusion 5内ですばやくフォントの組み合わせを確認できる「クイックカンプ機能」が追加されており、印刷やWebデザインのテンプレート上でフォントの組み合わせをプレビューし、そのサンプルを共有するためにPDF化して保存することも可能となった(現在は欧文フォントのみ対応)。

フォントを素早く探し出せる「クイックカンプ機能」が新搭載

対応OSはWindows XP SP3/7/ 8、およびMac OS X 10.6.8~10.8。なお、2013年7月1日以降に前バージョンの「Suitcase Fusion 4製品版」を購入したユーザーは無償アップグレードが可能(購入日を証明できる書類とユーザー登録が必要)。旧バージョン(Suitcase Fusion 4、または3)のユーザーには有償アップグレードプランを用意する。また、最新版の発売に伴い、前バージョンのサポートは2014年7月末にて終了されるとのこと。このほか詳細は同社Webサイトまで。