丸紅情報システムズは10日、ネットアップと、スケールアウトストレージシステムの構築・サポートに関する戦略的関係強化について合意したと発表した。

ネットアップが提供するストレージOS「NetApp clustered Data ONTAP」は、NetAppストレージシステムをノンストップのスケールアウトストレージとして利用することができ、稼働中のシステムにおいても停止することなく、機器の交換や拡張が可能。

今回の合意により、エムシスはclustered Data ONTAPについての情報提供、教育および検証機器の提供に関してネットアップから全面的な支援を受け、2013年中にclustered Data ONTAPに精通した技術者を20人養成・確保するとともに、社内にclustered Data ONTAPの検証施設を常設するとしている。

なお、今回の関係強化にあたり、ネットアップ代表取締役社長 岩上 純一氏は、「NetAppは、丸紅情報システムズ様による「NetApp clustered Data ONTAP」に関する発表を心から歓迎し、支援いたします。ITのダウンタイムからビジネスを解放し、ノンストップソリューションを実現する、「NetApp clustered Data ONTAP」と、丸紅情報システムズ様の高度な技術力と豊富な経験値により、多くの日本のお客様に、高い堅牢性と柔軟な拡張性を実現可能な、NetAppのストレージによるデータマネジメントソリューション導入が加速するものと確信しております。」とコメントしている。