SUSE is enterprise Linux you can rely on

SUSEは7月8日(ドイツ時間)、SUSE Linuxの最新サービスパックとなる「SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 3」を公開した。特にエンタープライズ向けハードウェアのサポートが強化されており、ミッションクリティカルなシーンで利用できるさまざまな改善や機能追加が実施されている。

機能面ではUEFIのセキュアブートに対応したほか、Btrfsパフォーマンス向上、Btrfsクォータの実現、ストレージ機能の向上、OFED (Open Fabric Enterprise Distribution)のアップデート、ストレージの仮想化や管理の向上を目的とした新しいiSCSIターゲットの導入などが実施されている。

SP3は特にハードウェアベンダが提供するミッションクリティカル分野向けのプロダクトやプロセッサ、高速通信デバイスへの対応が進んだこと、そうしたハードウェアにおいて高いスケーラビリティを実現していることが特徴とされている。