DMM.comは3日、ユーザーが作成した3Dモデルデータを、3Dプリンターで出力して届ける新サービス「DMM 3Dプリント」を開始したと発表した。
「DMM 3Dプリント」は、ユーザーが作成・アップロードした3Dモデルデータから、実際の造形物を3Dプリンターで出力して配送する3Dプリントサービス。プリントは、工業製品の出力も可能という高性能3Dプリンターを備えた専用のプリンティングセンターで行うといい、既存パーソナル3Dプリンターでは難しかった高品質の"ものづくり"も実現可能となっている。
使用できる素材は、半透明のアクリル樹脂や安価なポリアミドなどの樹脂素材から、高級感のあるシルバー、軽さや強度に優れているチタンなどの金属素材、フルカラーで出力できる石膏など。料金はプリントサイズと素材により異なる。出力可能サイズも素材によって異なり、最大で縦580mm×横750mm×奥行き380mmとのこと。国内送料は無料で、最短7日から9日程度で手元に届くという。
なお、本サービスでは、開発パートナーとしてチームラボが参加し、サービス企画やシステム構築に協力しているという。また、プリンティングセンターは、ものづくり系スタートアップへの投資プログラムや、シェアスペースを展開するnomadが担当するとのこと。