Windows Internet Explorer 10

Microsoftは「Internet Explorer 10 is the Most Energy Efficient Browser on Windows 8」において、IE10がWindows 8で動作するブラウザの中でもっとも省エネなブラウザであると発表した。ChromeやFirefoxと比べて最大で18%省エネであるとしている。米国におけるFirefoxやChromeのユーザが、Windows 8で動作するIE10へ移行すれば、1年間で10,000世帯を超える分の電力を節約できるとしている。

比較に使われたブラウザはWindows 8で動作するIE10、Chrome 26、Firefox 21。デスクトップPCやノートPCから有名なWebサイトを閲覧、Flashプレーヤ経由で動画の再生、HTML5ビデオ経由で動画の再生をするなどして電力消費量を計測。Flashプレーヤ比較ではChromeに対して18%省エネ、HTML5ビデオ比較ではFirefoxに対して17%省エネという結果が得られたと説明している。

IE10でこうした省エネを実現するための方策のひとつとして、処理速度を高速化すること、新しいハードウェアのグラフィックレンダリング機能を活用していることをなどを指摘している。処理を高速にすればその分電力消費を抑えることができるほか、ハードウェアのグラフィック機能を活用することで消費電力を減らしつつレンダリングを高速化できるとしている。