NECインフロンティアは、行政、市民団体と連携して、川崎市の特別緑地保全地区である「久末東特別緑地保全地区(川崎市高津区)」の緑地保全管理活動を開始、5月10日に保全管理活動についての覚書の調印式を実施し、5月25日より現地での活動を開始すると発表した。

「久末東特別緑地保全地区の様子」

本活動は、特定の緑地について保全管理計画策定の段階から企業と行政、市民団体が協働し、企業の持つ独自技術やマンパワーを緑地保全に活用するという川崎市の取り組みに基づき、NECインフロンティア、川崎市、久末ふれあいの森を育てる会の3者で、「久末東特別緑地保全地区保全管理計画」を策定、その計画に基づき、川崎市の支援のもと、これまで保全管理が行き届かなかった緑地をNECインフロンティア社員や久末ふれあいの森を育てる会によるボランティア活動により、概ね5年をかけて良好な里山としての再生を目指すというもの。

川崎市において、企業、行政、市民団体の3者が協働して取り組む緑地保全活動は、今回が初めてのケース。

NECインフロンティアは、今後、久末東特別緑地保全地区の保全活動を通じ、若く明るい森の再生を行うことで、多くの種類の植物、動物や野鳥、昆虫が生息できる空間を目指し、当該地の生態系・生物多様性の向上に繋がるように取り組んでいく。