日立製作所(以下、日立)は、小学生(中・高学年)や中学生を対象に、日立グループに勤務していた元社員(以下、OB)が先生となり、理科やモノづくりの楽しさを伝える「日立横浜理科クラブ」を開設すると発表した。

「日立横浜理科クラブ」Webサイト

日立では、日立グループの各事業所や研究所の博士号取得者や技術者、モノづくりにかかわるエンジニア、そしてOBなどがボランティアで先生となり、小学生や中学生などに理科の楽しさを伝える教室やイベントを国内外で開催しており、その取り組みの一つとして、日立グループOBの主導により、2009年5月から「日立理科クラブ」(茨城県日立市)を設立したほか、栃木県栃木市や静岡県静岡市清水区などでも、地域の小・中学生向けに理科の教室などを開催している。

今回、京浜地区の活動拠点として、日立の研究所や情報・通信システム分野の設計・開発部門などの拠点がある神奈川県横浜市戸塚区に「日立横浜理科クラブ」を開設。初年度は、神奈川県横浜市戸塚区にある地区センター(全6ヶ所)が主催する自主事業に参画し、小学生(中・高学年)向けに「ふしぎ発見理科ひろば」と称した教室で独自に手掛けた教材をもとに、原理や仕組みの説明から模型作りまでを体験できる「モノづくり教室」7月23日から開催する。

日立は、今後も、よき企業市民として、社会の要請と信頼に応え、豊かな人間生活とよりよい社会の実現に貢献するとの理念のもと、次なる時代の変革を担う「人」を育む活動を中心に、いきいきとした社会の実現のため、さまざまな社会貢献活動を推進していく。