ソースネクストは、Livescribeと業務提携を行い、書いたメモと音声を「Evernote」にアップロード可能なデジタルペン「Livescribe wifi スマートペン」の予約受付を開始した。発売日は5月31日。価格はオープン(同社Webストア価格は1万8,800円(専用ノート1冊付き、送料490円))。

Livescribe wifi スマートペン

「Livescribe wifi スマートペン」は、手書きの文字と音声を同時に記録できるデジタルペン。長さは158mm、重さは36g(キャップを除く)。専用のノートに書いた文字と会話を同時に記録し、書き込んだ文字をタップすると、書きこんだ時点の音声を再生できる。同製品は、約200時間の音声と約2万ページ分のノートを保存できる内蔵メモリを搭載している。

また、記録された手書き文字と音声は、Wi-Fiに接続可能な環境下で自動的にEvernoteにアップロードされる。これによりパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどから参照可能となり、OCRやタグ付けなど「Evernote」の機能を活用して作ったメモや音声を整理・検索することができる。アップロードされたデータは「ペンキャスト(Pencast)」という形で保存され、WebベースのLivescribeプレイヤーを使った再生に対応。「ペンキャスト」を使用することで、ユーザーはノートを最初から再生することも、またノート内の特定の文字や図面などをクリックして、特定の場所から音声を再生することもできる。そのほか、TwitterやFacebookを使ったSNS経由の共有も可能となっている。

加えて、「Livescribe wifi スマートペン」の利用開始手続きを行なうと、毎月無料でアップロード容量500MB(音声約70時間分)が追加され、スマートペンで書いたメモや録音した音声のアップロードに用いることができる。この追加容量はEvernoteの無料アカウント、プレミアムアカウントのどちらでも使用でき、既存のアカウントにリンクさせることが可能だ。

なお、同製品を使用する際には、専用のノート「Livescribe ドットペーパー」あるいは専用ページからダウンロードしたPDFファイルを印刷したものと、充電するためのPCのUSBポートが必須となる。