野村総合研究所は、「広告は景気を支えられるのか」をテーマとして、「マーケティング分析コンテスト2013」を開催すると発表した。
同社は、広告やPRなどのプロモーション施策を分析・評価するサービス「Insight Signal」を2006年から提供している。マーケティング分析コンテストでは、Insight Signalで収集したビッグデータを参加者に提供し、マーケティングの指標や手法に関する斬新なアイデアを募集している。
提供されるデータは3000サンプルの同一調査対象者から2013年2月9日~4月6日にわたって収集されたもので、広告・宣伝メディアの接触状況と商品購買行動に関する内容となっている。
このデータを用いることで、「テレビCMのフリークエンシー別の購買状況」「テレビCMを見せてWebへ誘導できている割合」「番組の視聴者にあった商品の宣伝」など、さまざまな分析ができるという。
コンテストへのエントリーは、専用サイトで10月31日まで受け付けており、応募希望者はエントリー後、11月15日までに研究成果を電子メールやCDなどで郵送する必要がある。
審査結果は専用サイト上で、2014年1月中旬に発表される予定。最優秀賞は20万円、優秀賞は10万円、佳作は5万円の賞金が与えられるという。