エムツーは、2Dイラストから立体感のある映像を作り出せるアニメーション技術「E-mote」の簡易版である、「E-mote Lite」を正式にリリースした。

「E-mote Lite」操作画面

「E-mote Lite」は、『テンプレート』という新形式を採用することで、手軽かつ自由に"超・立体"映像を作り出せる立体映像技術。同社は2013年2月にE-mote Liteの試用版を公開していたが、正式版では試用版で制限されていた様々な機能が解放され、豊富なオプションプランの適用も可能となっている。

主な特徴には、作成したパーツをドラッグ&ドロップするだけでキャラクターの作成が可能というシンプルなインターフェイスや、男子正面・女子正面など用途に応じた4種8点のテンプレート、さらに分かりやすいオンラインマニュアルが用意されていることなどがある。また正式版では、各パーツの硬さ・重さ・揺れ具合の設定や、キャラクターに風や角度の影響を加えることも可能となった。このほか、テンプレートをカスタマイズする機能も搭載されている。

価格は1ライセンス年間30万円。ユーザーのプラットフォーム対応したモーションドライバ、およびテストプログラムも基本セットに含まれる。このほか、30日間無償で使用できる試用提供版も用意される。いずれも申込みは同社Webサイトから。