キヤノンは、個人・小規模事業所などオフィス向けレーザーファクスの新製品として、A4サイズ対応のスーパーG3高速伝送ファクス「キヤノフアクスL410」を4月中旬より発売すると発表した。

「キヤノフアクスL410」

「キヤノフアクスL410」は、視認性の高い「5行漢字表示液晶パネル」を採用し、操作メニューや動作状況が漢字表記で確認できるほか、紙詰まりなども画面上のアニメーションを見ながら対応することができる。また、操作部にワンタッチダイヤルを40件、短縮ダイヤルを200件搭載している。

宛先確認画面イメージ

セキュリティ機能としては、ファクス送信と電話発信の際にパスワード入力画面を表示し、ユーザーを限定することができるほか、本体に登録されたアドレス帳は「Address Book Import/Export Tool」を使って、USB経由でパソコンへのバックアップが可能。さらに、停電の発生や電源コードが誤って抜けるなどが原因で電源供給が止まっても、メモリーに蓄積されていた送受信データを無期限で保存する。

価格(税別)は24万8,000円。カセット容量は250枚、コピー機能の解像度は600×600dpi、プリント速度は片面25枚/分、両面7.7枚/分。外形寸法は、W390×D445×H358mm、重量は約13.9kg。