フラッシュバックジャパンは25日、「Adobe Illustrator」にエフェクトや変形機能を追加するプラグイン「FILTERiT4」(フィルタイット)の最新版であり、「Illustrator CS6」に正式対応した「FILTERiT4 v4.5」の販売を開始した。価格は、パッケージ版とダウンロード版ともに2万2,800円で、バージョン4のユーザーはバージョン4.5へ無償アップデートできる。

「Illustrator CS6」での「FILTERiT4 v4.5」操作画面

FILTERiT4は、オブジェクトをドラッグするだけで、リアルタイムに変形加工を行うプラグイン。エフェクトは、ワープ、ウェーブなどの滑らかな変形から、3D、フラクタル、エンボス、ネオンといった手動では作成が難しい効果まで96種類を収録している。

今回販売されたバージョン4.5では、従来の「3D変換フィルタ」が、変換後もオブジェクトの設定値を変更できる「ライブ3D変換」(CS6対応版のみ)となり、新たに設けられた「ライブ3D回転ツール」でマウスドラッグすることにより、座標軸周り回転角やカーソル位置を随時変更可能。

また、メタブラシ・ツールのフェード設定欄に「透明に」チェックボックスが加わり(CS6対応版のみ)、オンにすることで元パスの複製の透明度を段階的に増しながらフェードアウトすることができる。

対応アプリケーションは、Adobe Illustrator 8.0.1 / 9.0.2 / 10.0.3 / CS / CS2 / CS3 / CS4 / CS5 / CS6。対応OSは、MacOS 8.5以降、MacOS X 10.1以降、Windows 98 / Me / NT / 2000 / XP / Vista / 7 / 8(32 / 64-bit対応)となっている。