NTTラーニングシステムズ(NTTLS)は、既存のパンフレットやポスター等の印刷物にスマートフォンのカメラをかざすだけで情報を提供したり、Webサービスに誘導したりできる高速画像照合サービス「ef.BRIDGE(エフ・ブリッジ)」の提供を4月1日から開始すると発表した。

このサービスは、既存の印刷物を入り口として、スマートフォンユーザーに向けた多様なメディアによるデジタルサービスの提供を実現するもので、エンドユーザーが商品カタログやパッケージ、店頭POP、雑誌広告等にスマートフォンやタブレットのカメラをかざすことによって、関連情報や付加サービスを簡単、迅速に入手することを可能にするもの。 ホームページやECサイトへの誘導のほか、平面では分かりにくかった商品を動画によって説明・イメージ訴求することや、位置情報サービス等と組み合わせ、企業とスマートフォンユーザーの新しいコミュニケーションを創出する。既にある取扱説明書やマニュアル、教材、パンフレット等を簡単に登録するだけで、関連情報や画像、アニメーション、動画等によってユーザーの内容理解を深める手段として有効だという。

「ef.BRIDGE」想定される利用例(O2O2Oトリガー)

独自の画像照合方式(特許出願中)により、国内トップクラスの照合速度を実現し、新たな認識マークを印刷する必要がないため既存印刷物での登録が可能となり、制作する印刷物のデザイン性に影響を与える心配がない。

また、1枚の登録画像に対し、複数のリンク先登録ができるため、ホームページ、関連情報、動画、地図、クーポン等、タブ形式によるユーザーへの選択性のある情報提供が可能。

さらに、履歴管理機能により、1度表示したリンク先には2回目以降、再度撮影しなくても即座にアクセスでき、ブラウザベースの登録ツールにより、サービス利用者は登録情報の追加や更新をいつでも容易に行うことが可能となる。

サービス利用契約は、基本アプリを使用する「ef.BRIDGE」と、サービス利用契約社のアプリケーションとして登録する「オリジナル」のいずれかから選択できる。なお、「ef.BRIDGE」はGoogle Playおよび AppStoreから無償でダウンロードできる。