日立製作所と日立コンシューマエレクトロニクスは25日、液晶プロジェクター「8000シリーズ」が、ドイツのデザイン賞「iFデザイン賞2013(iF design award 2013)」にて金賞を受賞したと発表した。

液晶プロジェクター「8000シリーズ」製品ページ

「iFデザイン賞」は、全世界の工業製品から優れたデザインを選定する世界的に権威のあるデザイン賞。ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会が1953年から主催するもので、プロダクトデザイン賞、コミュニケーションデザイン賞などの複数の賞から構成される。今回は世界51の国と地域から4,352件の応募が集まったといい、そのうち1, 410件が「iF プロダクトデザイン賞2013」を受賞。さらに75件が最優秀デザインとして金賞(iF gold award)の受賞を果たした。

今回この金賞を受賞した液晶プロジェクター「8000シリーズ」は、大会議室やホールなどの広い空間で照明を落とさずに映像を大画面で投影できる高輝度モデルで、海外向けに7モデル、国内向けに5モデルを展開。部品レイアウトを見直すことで、メンテナンスの簡便化を図ったほか、本体の薄型化にともなう設置性の向上を実現しているのが特徴だ。

なお、同社グループではこのほか、日立アプライアンスの海外向けクリーナー「CV-SU」シリーズ、日立工機のエンジンチェンソー「CS33EDTP/TCS33EDTP」が「iFプロダクトデザイン賞2013」を受賞。金賞の受賞としては、2007年の「エンタープライズサーバー EP8000シリーズ」以来6年ぶりとなる。