ソフォスは2月6日、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューション「Sophos Mobile Control 3.0」(SMC 3.0)の最新版を発表した。最新版は、オンプレミスおよびSaaSの両方で提供される。

発表された最新版のSMC 3.0では、デバイスの利用方法を厳格に管理できるだけでなく、BYOD (私物デバイスのオフィスへの持ち込み) に関するポリシーを定義して適用することが可能。悪意のあるアプリケーションから Androidスマートフォンやタブレットを保護する「Sophos Mobile Security 2.0」とも統合できるほか、新たにSamsung SAFEデバイスもサポートする。

「Sophos Mobile Security」との統合により、Android向け のセキュリティ対策が強化されたため、すべてのアプリケーションや外部記憶メディアでマルウェア スキャンを実施、検出された問題は一元的にレポートされる。そして問題が発生した際には、自社のコンプライアンス設定で定義したアクションが自動的に実行される。

また、モバイルデバイス向けWebセキュリティ機能の追加として、「Sophos Mobile Security」と組み合わせて利用することで、AndroidデバイスでもURL フィルタリング機能を利用でき、Webセキュリティを組み込めるようになった。

これにより、ユーザーがアクセスしようとするURLは、最初にSophosLabsがホストしているデータベースで検証され、そのレピュテーションとマルウェアについて確認され、悪意のあるコンテンツやフィッシングサイトであることが検出されると、ユーザーに警告が表示され、安全なサイトへとリダイレクトされる。