2014年の年頭にあたり、サイオステクノロジー株式会社 代表取締役社長 喜多伸夫氏は、以下の年頭所感を発表した。
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明けましておめでとうございます。
Netscape Navigatorというウェブブラウザーが誕生し、インターネットの爆発的普及が始まったのが、1994年。今振り返れば、それはIT が社会に広く深く浸透し、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)が普及するきっかけともなる歴史的転換点でした。
そして20年の時を経た今年、我々はまた大きな転換点に立っています。スマートデバイスの急速な普及や4G(第4 世代移動通信)ネットワークへの進化は、インターネットを更に多くの人々に解放し、今までに無かったサービスが生まれる可能性を広げ、新しいテクノロジーが育つ基盤となるでしょう。サイオステクノロジーは、1997年の設立以来、OSSを軸にインターネットを利用した数多くのイノベーションに関わりながら成長してまいりました。
新たな転換点となる今年、サイオステクノロジーは、今まで培ってきた技術力を一層強化し、その変化の一翼を担うべく事業の拡大に取り組んでまいります。
特にクラウド向け新製品、モバイルアプリケーション用プラットフォーム、ビッグデータ向けサービス等の開発に注力し、また米国Red Hat社とともにOSS関連事業を強化します。LifeKeeperやMFP向け製品の機能強化にもつとめます。
これらを実現するため、我々は今後も積極的に先行投資を進め、時代をリードする存在となることを目指します。今年も、サイオステクノロジーを何卒よろしくお願いいたします。