トレンドマイクロは12月25日、2012年にスマートフォンを購入したユーザーに対して実施したアンケート調査の結果を公開した。同調査は2012年にスマートフォン以外の携帯電話からAndroidスマートフォンに機種変更した18歳~59歳のユーザー316名を対象に、12月13日~14日に行われたもの。

発表によると、スマートフォンに乗り替えた感想を尋ねた質問では、「スマートフォンに変更してよかった」という項目に対して、87%の人が「そう思う」「ややそう思う」と回答。「もう普通の携帯電話には戻れない」「効率がよくなり、時間を有効に使えるようになった」という項目についても、過半数の人が「そう思う」「ややそう思う」と答えている。

スマートフォンに変更しての印象(発表資料より)

また、スマートフォンによるインターネットや動画の視聴、写真撮影などに対する満足度については、「期待通り」という回答が最も多い。

スマートフォンの満足度(発表資料より)

スマートフォンの重要性に関する質問では、「自宅にスマートフォンを置き忘れて外出することは、財布を忘れるのと同じくらい重大なことである」と感じている人も多く、スマートフォンがすでにユーザーの生活に欠かせないアイテムになっていることがうかがえる。

スマートフォンの重要性(発表資料より)

スマートフォンへの乗り替えによって変わったことを尋ねた質問では、「写真を撮る機会が増えた」「インターネットでWebを見る時間が増えた」「パソコンを使う時間が減った」「予備のバッテリーや充電器を持ち歩くようになった」といった回答が多い。

スマートフォン購入後の変化(発表資料より)

また、スマートフォンのセキュリティに関する質問では、多くの人が怪しいアプリをインストールしないと答えているが、インストールするアプリのアクセス権限に関する項目をしっかり読む人は26.9%、データのバックアップをとると答えた人は11.1%などとなっており、セキュリティに関して強い危機感を持っている人は少ないことがうかがえる結果となっている。

スマートフォン購入後の変化(発表資料より)