Googleは12月6日、Google AdWordsの日本向け公式ブログにおいて、日本の生活者の購買行動におけるモバイル端末の役割と影響を調査した「モバイルショッパーリサーチ」のレポートを一部公開した。同調査はShopper Sciences社と連携して行われたもので、調査期間は2012年7月~9月となっている。

ブログ記事によると、スマートフォン利用者のうち、商品やサービスに関する情報を日常的にスマートフォンで調べる人は全体の67%。また、日常的にモバイル上で商品を購入する「モバイルショッパー」は全体の33%で、モバイルショッパーの割合は、女性の若年層で特に高いという。

「モバイルショッパー」の割合(発表資料より)

また、モバイルショッパーはレストランや映画館の情報など、地域との関連性が強い情報を調べる際にスマートフォンを活用する傾向があり、その傾向は男性より女性に顕著に表れているとのこと。

モバイルショッパーの情報探索行動(発表資料より)

このほか同調査では、モバイル端末のスクリーンの小ささに起因する操作上の問題や、セキュリティに対する懸念などを利用者が感じているといった課題も明らかになったという。

モバイル端末利用時の不満点(発表資料より)