デジタルステージは、HTMLベースのWebサイト作成用ソフトウェア「BiND for WebLiFE* 6」(バインド・フォー・ウェブライフ6、以下BiND 6)を発売する。発売日は2013年1月31日。価格はスタンダード版が1万9,800円(書籍付は2万800円)、プロフェッショナル版は2万9,800円(書籍付きは3万800円)。

「BiND 6」プロフェッショナル版(左)、スタンダード版(右)

このたび発売される「BiND 6」では、HTMLを記述せずにページ作成が可能な編集モード「エディタモード」に加え、新たな編集モード「スマートモード」が搭載された。これは、テキストや画像をフォームに入力していくだけで、コンテンツが自動でページに配置されるというもの。フォトアルバムや連載記事など定型フォーマットに対して中身を追加・更新するコンテンツに適しているという。

「スマートモード」画面キャプチャ

「エディタモード」画面キャプチャ

また、スマートフォン専用のページ作成にも対応しており、専用のテンプレートを使って、PCサイトを作るのと同様にデザインすることができる。モバイル専用の簡易シミュレーターを搭載しているため、編集しながら完成イメージを見ることもできる。

加えて、CMS(コンテンツマネジメントシステム)であるWordPressへの連携を実現。同ソフトで専用テンプレートを使って作成したウェブサイトをWordPressのテーマとして読み込むことで、更新の利便性が向上する。

それ以外にも、テンプレートよりも細かく余白や行間などを調整できる「CSS 詳細設定機能」を搭載したことで、コンテンツのエリアごとにマージンやパディング、ボーダーなどのCSSを設定が可能となった。

「BiND for WordPress」画面キャプチャ

「CSS詳細設定」画面キャプチャ

さらに、同ソフトには同社のホスティングサーバーである「WebLiFEサーバー」の無料利用権が付属する。ベーシック版には「Basicコース(6カ月分)」および「Premiumコース(1カ月分)」が、プロフェッショナル版には「Basicコース(24カ月分)」および「Premiumコース(3カ月分)」が同梱される。

なお、「BiND」とは、HTMLやCSSなどのタグやスクリプトを記述することなくWebサイトを作成可能なソフトウェア。技術やデザインのトレンドなど"業界標準"がめまぐるしく変化するWebの世界に随時対応していけるよう、最新技術が施されたテンプレートをベースにカスタマイズすることでWebサイトを構築可能な環境を提供している。