インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は11月20日、スマートフォン / フィーチャーフォン利用動向調査の結果を発表した。

スマートフォンの個人利用を対象とした調査結果をみると、スマートフォンの利用率は39.8%で、2012年5月調査時の29.9%から大幅に上昇している。特に、男性は10代~30代、女性は20代で利用率が高い。また、非利用者のうち65.5%が今後の利用を検討している。

スマートフォン利用率の推移(発表資料より)

性年代別のスマートフォン利用率(発表資料より)

非利用者のスマートフォン利用意向(発表資料より)

スマートフォンの利用機種はiPhoneシリーズが最も多い。また、OSシェアはAndroidが66.4%を占めている。

利用しているスマートフォンとOS(発表資料より)

スマートフォンユーザーのソーシャルメディア利用率は、Facebookが38.7%で、Twitterが37.9%となっている。前年の数値と比較すると、Facebookの利用率が13.3ポイント上昇し、Twitterは2.7ポイント減少している。

おもなソーシャルメディアの利用率(発表資料より)

なお同調査では、企業におけるスマートフォン / タブレット端末の利用動向などについても詳細な分析が行われている。

同社は11月22日から、同調査の集計データやグラフなどをCDに収録したデータ集を販売する予定。データ集は「個人キャリア端末編」「個人コンテンツアプリ編」「企業利用編」の3つがあり、それぞれCD(PDF+Excel)版が8万9250円、CD(PDF+Excel)+冊子版が9万9750円。