パナソニックESネットワークスは、消費電力を約24%削減し、低消費電力化を実現した全ポートギガビット対応タップ型スイッチングハブ「Switch-S12iG」を2013年1月15日に発売すると発表した。価格は31,290円。
同社では、全ポートギガビット対応のタップ型スイッチングハブをすでに3機種発売しているが、さらなる製品ラインナップ拡充のため、省エネ性能と耐障害性を高めた製品を開発した。
開発した製品は、未使用ポートの電力を抑制する機能や、LANケーブルをポートに接続時でもデータ通信が行われていないときには電力を抑制する「省電力型イーサネット(EEE)」機能など、省エネ機能を搭載。
また、スイッチ配下での誤接続が原因で起こるネットワークのループ障害を最小限に抑える「ループ検知・遮断機能」を搭載。ループ障害が発生したポートをLEDで表示する「ループヒストリー機能」も搭載した。
さらに、ファンレスによる静音化も実現し、電源回路内蔵のコンパクト設計のため、さまざまな場所に設置可能とした。
ポート数は12で、バッファは512KB、スイッチング容量は24.0Gbps。外形寸法はH35×W310×D85mmで、重量は770g。
なお、現在発売中の全ポートギガビット対応タップ型スイッチングハブ「Switch-S16G(PN24160)」の品名を「Switch-S16iG」に改め、「Switch-S12iG」とともに「iGシリーズ」とし、さらに同シリーズとして、8ポートタイプの「Switch-S8iG」についても近日中に発売を予定している。