Microchip Technologyは、電力変換コントローラとして新しいパルス幅変調(PWM)コントローラ「MCP19035ファミリ」ならびに、パワーMOSFETデバイスファミリ「MCP87022/87050」を発表した。

MCP19035は、過渡性能に優れた同期整流MOSFETドライバを内蔵するアナログベースの小型PWMコントローラファミリで、DC4.5~30Vの幅広い動作レンジ、300kHzのスイッチング周波数、工場出荷時にデッドタイム設定の調整が可能であるため、幅広いMOSFETデバイスに対して性能を最適化することが可能だ。同社のMOSFET「MCP87xxx」やその他の低FOM MOSFETと組み合わせることで、96%を超す高効率なDC/DC電力変換ソリューションを実現できるという。

なお、いずれのファミリともにすでにサンプル出荷を開始しており、MCP19035ファミリは3mm×3mm 10ピン DFNパッケージで、MCP87022/87050は5mm×6mm 8ピン PDFNパッケージ、MCP87055は3.3mm×3.3mm 8ピン PDFNパッケージでそれぞれ提供されている。

PWMコントローラ「MCP19035ファミリ」とパワーMOSFETファミリ「MCP87022/87050」のパッケージイメージ