三井物産は11月15日、東京ガスの子会社であるエネルギーアドバンス(ENAC)と、ブラジルで天然ガスコージェネレーションシステム(熱電併給システム)を用いたエネルギーサービス事業に参画すると発表した。
三井物産とENACが、共同で設立した投資子会社を通じて、ブラジルで最大手の、主に天然ガス利用設備を活用したエネルギーサービスの専業事業者「エコジェン社」(エコジェン ブラジル ソルソンイス エネルジェティカス)を買収する。
今回買収する「エコジェン社」の主な事業内容は、ブラジル国内における産業・商業向けエネルギーサービス事業で、売上高は約18億円、顧客先導入済み熱電供給設備の総容量は約13万kW相当となっている。
なお株式売買の契約は、すでに11月14日に同投資子会社と持ち株会社の株主との間で、締結されている。