キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は11月1日、画像診断装置のデータを統合管理する「PACS」(Picture Archiving and Communication System:医用画像システム)を開発、「PRIMITUS」シリーズとして2013年1月より、発売開始すると発表した。価格は、3,000万円から5,000万円(税別)。

「PACS」は、画像診断装置で撮影した医用画像データを、ネットワーク経由で保管、閲覧、管理でき、「PRIMITUS」シリーズは、GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)をユーザーごとに個別に設定が可能。

「PRIMITUS」シリーズのオプションとして、病院内で使用するデジタル一眼レフカメラEOSの画像データを登録管理できる機能を提供する。

同社は、同日付けで発足する医療およびヘルスケア関連事業「キヤノンライフケアソリューションズ」(キヤノンLCS)を中心に同製品を拡販、医療画像ソリューション事業に参入するとしている。