三井石油開発は10月29日、子会社であるSiam Moecod(以下、SML社)が、豪州のCarnarvon Thailand Limited(以下、Carnarvon社)とSun Resources NL(以下、SR社)が保有するL20/50鉱区について権益譲渡契約を締結したと発表した。
これにより、タイ政府承認取得後、SML社は同鉱区におけるCarnarvon社やSR社から全権益を取得する。
L20/50鉱区は、タイ陸上最大のSirikit油田が発見されているエリアで、すでにSML社がオペレーターとして操業し、現在、日量約1300バレルの原油生産しているタイ国陸上L11/43鉱区にも近い。
今回の権益取得により、タイにおける事業基盤の強化が見込まれる。