NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは10月15日、Twitter上のツイートをリアルタイムに把握・分析するサービスとして新機能を搭載した「Buzz Finder」の提供を開始した。

現在、Twitter上でのツイート数は1日あたり数億にも上り、これらのツイートを分析することは、顧客の関心や要望、また競合他社を含む市場の把握・分析に役立つ。同社はTwitter社との間で、すべてのツイートを取得できる「FireHose API」の使用契約を締結し、これをもとに、日本語で書き込まれたすべのツイートデータをリアルタイムに把握・分析するサービスを開発した。

従来の「BuzzFinder」では1日単位の分析を提供してきたが、今回、分散処理システムを利用した大容量高速処理や、NTTサービスイノベーション総合研究所が開発した日本語テキスト解析技術「リッチインデクサ」により、リアルタイムかつ高精度での顧客の声の分析が可能になったという。ツイートした人の性別、年代、職業情報も分析可能なほか、ツイート数の増減をもとに異変を察知して、指定のメールアドレスにアラートを通知するオプション機能も用意されている。

リアルタイム分析の画面イメージ

サービスの価格は、初期導入料金(サポートなし)・月額料金がそれぞれ1IDあたり10万円(税別)。アラート通知機能の価格は、初期導入料金、月額料金がそれぞれ1IDあたり5万円(税別)となっている。なお、同サービスはNTTコミュニケーションズを通じ、「Bizマーケティング Buzz Finder」でも提供される。