LIXILは10月3日、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事において、「赤レンガ」と呼ばれる化粧レンガの再現に成功。戦災により焼失した南北のドーム部分を含む3階部分の外壁に約50万枚の赤レンガが採用されたと発表した。

同社では、復元において最も苦労した点として、「基本色(赤色)の再現」と「色合いのばらつき再現」を挙げている。

なお、タイル施工は不二窯業、タイル販売はダイナワン、タイル製造は同社及びアカイタイルが行った。

色合いのばらつきを再現した化粧煉瓦(3階部分)