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Googleのオープンソースブログにおいて、JavaのソースコードをObjective-Cのソースコードに変換するトランスレータ「J2ObjC」が紹介されている。J2ObjCは、iOS基盤フレームワーク(Xcode)を利用してダイレクトにJavaクラスをObjective-Cクラスに変換するオープンソースのコマンドラインツール。データアクセスやアプリケーションロジックといったアプリのUI以外のコードをJavaで記述し、iOSアプリやAndroidアプリ、Webアプリで共有するといったことを目的としている。

J2ObjCは現在、エクセプションや内部/匿名クラス、総称型、スレッド、リフレクションといったクライアント側のアプリケーション開発に必要なJava言語の機能をサポートとしている。また、JUnitテストの変換や実行にも対応。プロジェクトによると、開発中のJ2ObjCのクオリティはアルファとベータの間であるとしている。

J2ObjCはApache License 2.0のもとGoogle Codeのプロジェクトで公開されている。使用するにはMac OS Xシステムが必要で、構築するにはXcode 4以上、OS X向けのJava、Apache Mavenを用意しなければならない。