マイナビは、PhoneGapを使ってiPhoneアプリ開発を行うための解説書「HTML5/JavaScriptとPhoneGapで作るiPhoneアプリ開発入門」を8月31日に発売する。価格は2,940円。

「HTML5/JavaScriptとPhoneGapで作るiPhoneアプリ開発入門」

PhoneGapは、HTMLやCSS、JavaScriptなど、Web制作で標準で使用される技術をそのまま使ってアプリ開発ができるライブラリ。PhoneGapを使うと、Androidなど、ほかのOS向けのアプリも、同じソースから生成することができるが、開発環境を複数用意しなければならないため、入門向けの本書ではiPhoneアプリ開発についてのみ説明している。

まず1・2・3章では、HTML、CSS、JavaScriptを使っての基本的なアプリ開発について学ぶ。HTMLやCSSの基本のおさらいから始まり、アプリ開発に必要なJavaScriptでのプログラミングの知識が身につくよう、作例を使って解説。紙面では、理解が深まるよう、DOMの図解などが多く用いられている。

また、4章からは、PhoneGapのAPIや外部APIも使用。PhoneGap APIを使うことで、JavaScriptだけでは操作できないデバイスの機能(コンパスや、カメラ、アドレス帳など)を使ったアプリを作ることができるようになる。

そのほか、実機検証のために必要な手順の解説や、PhoneGapがバージョンアップした場合の移行方法、PhoneGap:Buildの使用方法など、PhoneGapを使用するにあたって開発者が気になる周辺情報まで細かくまとめられている。

「HTML5/JavaScriptとPhoneGapで作るiPhoneアプリ開発入門」より

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