ジェネシス・ジャパンはこのほど、KDDIとホステッド・マネージドサービスプロバイダー契約を締結したと発表した。これにより、利用者は月額単位のサービスという形でジェネシスのソリューションを利用できるようになる。
ホステッド・マネージドサービスプロバイダー契約とは、ジェネシスのソフトウェア・ライセンスを従量制の月額単位で提供する新たな契約形態で、通信キャリアなどのジェネシスのパートナー企業がクラウド型のサービス提供を行うビジネスモデルをサポートするもの。
今回の契約により、KDDIは同社の通信・電話回線サービスに、ジェネシスをベースにしたコンタクトセンターのシステム基盤をユーザーのニーズに応じてアドオンし、コンタクトセンターに必要とされる要素を網羅したクラウド型のソリューションを提供できるようになる。
KDDIはすでにインバウンド向けコンタクトセンター・ソリューションの提供を開始しており、将来的には電子メール、ソーシャルメディア、バックオフィス業務連携など、ジェネシスのカスタマーサービス・ソリューションのサービスメニューに追加していく。