NECはこのほど、オラクル製データベース・マシン「Oracle Exadata」向けの一次保守サービスおよびSI支援サービスの提供を開始すると発表した。一次保守サービスは、オラクルのパートナーベンダとして国内で初めての提供となる。

一次保守サービスは、これまでオラクル製品を用いた約1万3,000のシステムに一次保守サービスを提供してきた「NEC Oracleレスポンスセンター」が一元窓口となり、全国に約400拠点4,000人に上るエンジニアを抱えるNECフィールディングのハードウェアサポート網と連携し、Oracle Exadataの導入から一次保守サポートまでワンストップで提供する。

SI支援サービスでは、初期セットアップサービスから本番システム向けデータベースの作成を行うカスタムデータベース作成サービスまで提供するほか、Oracle Databaseの効果的な導入・構築・運用を支援するプロフェッショナル・サービス(導入・構築・運用支援サービス)も提供する。

NECがOracle Exadata向けに提供するサービスメニュー

加えて、Oracle ExadataとNECの運用管理ソフトやバックアップ製品などを組み合わせて「Oracle Database統合インフラ向けソリューション」として提供する。サービスのラインアップとしては、「WebSAM Application Navigator」との連携よる統合イベント管理、「WebSAM JobCenter」と連携したOracle Exadata上でのジョブ管理、「iStorageHS」との連携による効率的なバックアップなどがある。

「WebSAM Application Navigator」の概要