「Objet30 Pro」

オブジェット・ジャパンは18日、プロフェッショナル向けデスクトップ3Dプリンタ「Objet30 Pro」の販売を日本でも開始すると発表した。発売日は6月20日。価格は498万円(本体のみ、税抜)。

本製品は、透明材料、高温耐熱材料、4種類の不透明硬質材料、およびポリプロピレンライク材料という計7種類の造型材料が利用できる世界初のデスクトップ3Dプリンタ。同社ラインナップの最上位機種となるもので、対応可能なマテリアルの多様性に加えて、28ミクロンのプリント品質、静音設計、交換が容易なREACH準拠の材料カートリッジの採用なども特徴となっている。

また、本製品は300×200×150mmの造型エリアを備えており、さまざまなサイズや形状のプリント作業に対応するほか、複数のモデルを同時にプリントすることもできるという。

7種類のマテリアルを使用したプロトタイプ

同社はYouTubeにて本製品のイメージビデオを公開しているほか、6月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される「第23回設計・製造ソリューション展(DMS)」においても、本製品を展示・紹介する予定。

なお、本製品で追加導入された透明材料と高温耐熱材料については、すでに発売されている同社のデスクトップ3Dプリンタ「Objet30」または「Objet Alaris30」でも、同機器をアップグレードすることで利用可能になるとしている。