国立天文台は6月6日、同日午前中に観測された金星の太陽面通過の画像を公開した。
公開されているのは、国立天文台 岡山天体物理観測所が観測した「太陽表面通過 内食の始め」の動画のほか、石垣天文台で撮影された画像や太陽観測衛星「ひので」が撮影した金星の太陽面通過、電波で見た金星の太陽面通過の画像。
「ひので」の画像に関しては詳細ページが用意されており、可視光・磁場望遠鏡で見た第2接触前の金星やX線望遠鏡で見た、太陽に接近する金星の動画などを見ることも可能だ。
なお、金星の太陽面通過は8年と100年強の間隔で起きており、前回の2004年6月8日と今回の2012年6月6日の間が8年であるため、次の金星の太陽面通過は105年後の2117年12月11日となっている。
岡山天体物理観測所が撮影した「金星の太陽面通過 内食の始め」 |