MMD研究所はこのほど、ビジネスパーソン611人を対象に実施した「先輩社会人のソーシャルメディアインサイト調査」の結果を発表した。同調査では、最も活用しているソーシャルメディア、プロフィールでの企業名公開などについて聞いている。

最も活用しているソーシャルメディアを聞いたところ、Facebook(32.5%)が最も多かった。これに、Twitter(31.2%)、mixi(27.9%)と続いた。

最も活用しているソーシャルメディア 資料:MMD研究所

次に、最も活用しているソーシャルメディアで所属している企業名の公開状況を聞いたところ、「公開している」と回答した人が17.6%、「公開していない」と回答した人が82.4%という結果が出た。

情報収集した情報の保存・共有の方法は、「Twitterにツィート(48.9%)」が最も多く、これに「Facebookのフィードに投稿(30.3%)」「メールで関係者や社内で共有(28.2%)」が続いた。

収集した情報をどのような形で保存・共有していますか?(N=188、情報収集をしていると回答した人) 資料:MMD研究所

ソーシャルメディアの利用の有無にかかわらず、会社でソーシャルメディア利用に関するガイドラインの有無を聞いたところ、「ガイドラインはない」という回答が44.1%と最も多く、「わからない」が39.0%、「ガイドラインはある」という回答は16.8%だった。

こうした結果に対し、企業は社員のソーシャルメディア利用に関してポリシーやガイドラインを設ける必要があるかという質問では、「絶対に必要だと思う」が24.5%、「どちらかと言えば必要だと思う」が51.9%と、計76.4%が必要と考えていることがわかった。