ライオンの新社会人応援プロジェクト「ストッパ」は4月11日、新社会人にとって何がプレッシャーで、どのように解消したかについて調査した結果を発表した。同調査は、3月30日から4月2日にかけて、社会人2年目の男女500名を対象ににWebを介して実施したもの。

新入社員時代(入社1年未満)にプレッシャーを感じた上司からの言葉について尋ねたところ、上から「言っている意味わかる?(35.2%)」、2位「そんなこともわからないのか」、3位「期待しているよ」となった。

「新入社員がプレッシャーを感じた上司の言葉」 資料:「ストッパ」新社会人応援プロジェクト

上司が部下に対する配慮のつもりでかけた言葉が、新入社員には逆にプレッシャーと感じられることもあるようだ。

新人時代に感じた、上司からのストレスやプレッシャーによる体調不良で最も多かったものを尋ねたところ、最も多かったのは「下痢・胃痛・腹痛(64.2%)」で、体調不良を訴える人の3人に2人が感じている症状であることがわかった。次いで「頭痛」「肩こりなどの体のコリ」が挙げられた。

「上司からのプレッシャーによる症状」 資料:「ストッパ」新社会人応援プロジェクト

プレッシャーの解消方法としては、4人に1人が「トイレで1人の時間を作る(26.6%)」と回答。なかには、「ご飯を食べる」と回答した人もいた。

「新入社員のプレッシャー解消方法」 資料:「ストッパ」新社会人応援プロジェクト

社会人になって生活環境が変化し、通勤経路や客先などで行きつけ(お気に入り)のトイレ「Myトイレ」があるか聞いたところ、3人に1人が「Myトイレ」を決めていることがわかった。なかには10件以上決め、それぞれのトイレを使い分けている人もいた。

「新入社員のプレッシャー解消方法」 資料:「ストッパ」新社会人応援プロジェクト

同プロジェクトでは、新社会人の活躍を応援する一環として、駅や外出先で使用できるトイレを探せるアプリ「@トイレ」のトイレ地図データを、4月1日より約3万件から約10万件に拡充した。同アプリでは、スマートフォンのGPS機能を活用し、現在地から最短距離の使用可能なトイレの位置および、首都圏・近畿圏・中京圏・札幌市近郊・北九州市・福岡市近郊ではJR・私鉄各駅のトイレ位置を簡単に検索することができる。

「@トイレ」アプリの画面