ディーツーコミュニケーションズは3月22日、フィーチャーフォンおよびスマートフォンの利用動向調査の結果を発表した。同調査は、全国の15歳から69歳の男女3,095名を対象に実施され、インターネットによるアンケート調査形式で行われたもの。

所有する端末ごとのユーザー比率は、フィーチャーフォンのみのユーザーが74.5%、スマートフォンのみのユーザーが19.0%と、両方の端末を併用しているユーザーは6.5%だった。スマートフォンのみのユーザーと併用しているユーザーを合計すると25.5%となり、10月調査(20.6%)と比較すると4.9ポイント増加しており、4分の1以上のユーザーが、スマートフォンを所有しているという結果が出た。

フィーチャーフォンとスマートフォンのユーザー比率 資料:ディーツー コミュニケーションズ

両端末のWeb利用者に1ヵ月当たりの有料アプリ/コンテンツの利用金額を聞いたところ、フィーチャーフォンのみのユーザーの回答は「300円~500円未満(16.2%)」、「100円~300円未満(11.8%)」、「100円未満(10.4%)」の順となった一方、スマートフォンユーザーの回答は「100円未満(21.1%)」、「100円~300円未満(13.8%)」、「300円~500円未満(8.9%)」の順となった。有料アプリ・コンテンツ利用者の平均利用金額は、10月調査の513円から557円にやや増加した。

フィーチャーフォンとスマートフォンのアプリ/コンテンツ利用状況 資料:ディーツー コミュニケーションズ

スマートフォンユーザーにアプリの情報入手先を聞いたところ、上から「Androidマーケット(43.7%)」、「AppStore(33.9%)」、「友人・知人の口コミ(29.4%)」、「その他のアプリ紹介・レビューサイト(20.9%)」、「インターネットのブログ・掲示板などの口コミ情報(18.0%)」の順となった。

Androidユーザーの72.1%がAndroidマーケットを利用、iPhoneユーザの88.2%がAppStoreを利用しており、各OSに向けたアプリマーケットを利用するユーザーの割合が高いことがわかった。

スマートフォンユーザのアプリ選択経路 資料:ディーツー コミュニケーションズ