メディアインタラクティブは2月29日、全国のスマートフォン所持者400名とスマートフォン非所持者400名を対象に実施した「スマートフォンに関する実態調査」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。

同調査は、2月17日より2月20日まで、同社の運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWebアンケート方式で実施したもの。

スマートフォン所持者に端末購入の選択基準について質問したところ、「端末代金」(14.8%)、「月額基本料金」(12.3%)を抑えて、「デザイン」(15.8%)がトップとなった。同社では、料金を抑えてデザインが上位に来たことから、携帯電話がすでにただの機械ではなく、ファッションアイテムとしての特性を強く持っていることが読みとれるとしている。

スマートフォンを購入した際に重視したポイント(N=400) 資料:メディアインタラクティブ

現在利用しているスマートフォンに対する不満として最も多く挙げられたのは、「バッテリーの持ちが悪い」(55.3%)となり、半数以上のユーザーがバッテリーに不満を持っていることがわかった。高機能ゆえの悩みとなるが、かつての調査でも常に上位となっており、今回もトップとなった。これに「月額利用料の高さ」(38%)が続く。

現在使用している機種の不満点(N=400) 資料:メディアインタラクティブ

スマートフォン所有者に次に買い替えたいスマートフォンのブランドを聞いたところ、トップの「i-Phone」(36.8%)が、第2位の「Xperia」(13.3%)に23.5ポイントの差をつけた。国内メーカーとしては「AQUOS PHONE」(12.8%)が3位につけている。

次に買い替えたいスマートフォンのブランド 資料:メディアインタラクティブ

非スマートフォン所有者における人気のブランドは、上から「i-Phone」(28%)、「AQUOS PHONE」(20.3%)となり、所持者に人気の高かった「Xperia」(7.8%)は「GALAXY」(8.3%)に逆転された。

買い替えたいスマートフォンのブランド 資料:メディアインタラクティブ