MMD研究所は2月8日、WECSy Marketingと共同で実施した「スマートフォンアプリに関する利用実態調査」の結果を発表した。同調査では、「使わなくなったアプリのジャンル」「 アプリマーケットの使い勝手」などについて聞いている。

回答者は、スマートフォン所有者743人で、内訳は、iPhoneユーザーが316人、Android端末ユーザーが427人となっている。

最初に、スマートフォンの購入時期を聞いたところ、iPhoneは2010年(31.3%)→2011年(57.3%)に購入していることが、Android搭載端末は2010年(13.1%)→2011年(75.9%)に購入していることが多い傾向が明らかになった。

また、ドコモからiPhoneが発売された際の購入意向は、iPhoneユーザーとAndroid端末ユーザーのいずれも「購入する」という回答が25.3%、「購入しない」という回答が74.7%と、「購入しない」と答えた人が多かった。

ダウンロードしたことがあるアプリのジャンルは、iPhoneユーザーはSNS(86.7%)、写真(画像加工、フォトアルバムなど(84.2%)、ゲーム(86.1%)、Android端末ユーザーはゲーム(75.9%)、SNS(73.1%)、地図、ナビ・交通系(61.8%)の順という結果となった。

ダウンロードしたことがあるアプリのジャンル 資料:MMD研究所

さらに、ダウンロードして使わなくなったアプリのジャンルを聞いたところ、iPhoneユーザーはゲーム(28.5%)、エンタメ、合コン系(Akinator、脳年齢測定器など。25.6%)、写真(画像加工、フォトアルバムなど。19.9%)、Android端末ユーザーはゲーム(28.1%)、写真(14.5%)、健康管理、スポーツ系(11.5%)という回答が得られた。

ダウンロード後、使用しなくなったアプリのジャンル 資料:MMD研究所

アプリマーケットの使い勝手については、「使いやすい」(「すごく使いやすい」「使いやすい」の合計)が、iPhoneユーザーは69.0%、Androidユーザーは46.4%となった。さらに、アプリマーケットの満足度について聞いたところ、「非常に満足している」「満足している」の合計が、iOSユーザーは72.8%、Androidユーザーは51.3%となり、過半数が「満足している」ことがわかった。