大日本印刷(以下、DNP)と同社の子会社で福利厚生施設の管理・運営を手がけるDNPファシリティサービスは3月12日、女子栄養大学の学生食堂で提供されているメニューを採用し、DNPグループの社員食堂で提供すると発表した。
両社は食事を通じた社員の健康の維持・増進と働く活力を生む食環境の提供を目指し、ヘルシーメニューの充実を図ってきたが、健康の維持・増進に役立つとともに美味しさも兼ね備えた日替わりのメニューを独自に開発することは困難だった。
そのため、女子栄養大学の協力を得て、同大学生食堂で提供されるメニューをもとに、DNPグループの社員食堂用にアレンジした定食メニュー「女子栄養大学カフェテリアランチ」として提供することにした。
具体的には、男性も多い社員属性に合わせ、カロリーに影響の少ない野菜を中心に量目を増やすなどの変更を加え、主菜、副菜、汁物、ご飯(胚芽米)で構成されており、管理栄養士が必要な栄養素やカロリー(1食平均650キロカロリー)、塩分量を計算している。胚芽米には、貧血予防や胃腸の働きを整える効果がある葉酸米を混ぜている。
【メニューの例】
主菜:チンジャオロース
副菜:鶏肉ともやしのナムル
主食:胚芽ご飯
汁物:シメジと大根の味噌汁
同ランチはまず東京・市谷地区の社員食堂で提供が開始され、全国のDNPグループの社員食堂でも順次提供される予定。