NTTとNTTコミュニケーションズは、クラウドのPaaS基盤であるオープンソースソフトウェア「Cloud Foundry」の日本国内での普及促進と情報共有を目的とした任意団体「日本Cloud Foundryグループ」を2月25日に設立すると発表した。

Cloud Foundryは、PaaS基盤のソースコードが公開されている唯一のソフトウェアであり、多くのプログラミング言語(Ruby、JavaScript、Javaなど)、オープンソースデータベース(MySQL、PostgreSQLなど)が利用できることを特徴としたPaaS基盤。

実運用環境に適用するにあたり、信頼性・実運用性などの向上と、技術に対する理解促進を期待する声も多く、両社は国内でのCloud Foundryの利用・普及促進を実現する日本Cloud Foundryグループを設立することとした。

同グループは、Cloud Foundryに関するセミナー・勉強会の開催、日本語による情報提供、機能や品質などの改善、コード改善のための各国コミュニティとの連携支援、ユーザー同士の交流促進などを行うことで、国内における同基盤の利用促進を図るとともに、諸外国をリードして、機能や品質などの改善に取り組むことを目的として活動していく。

その他の参加企業は、NTTソフトウェア、楽天、ヴイエムウェア、NECソフト、クリエーションライン、ネットワールド、DTS、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、ラウド利用促進機構(CUPA)。