グリーは2月14日、大阪にソーシャルアプリケーションの開発拠点を開設することを発表した。2012年3月の開設を目指す。

グリーは、アメリカ、韓国、シンガポール、イギリスなど世界8ヵ国に子会社を設立しているが、国内でアプリ開発拠点を東京以外に設けるのは初めてという。大阪の開発拠点では、同社の運営するソーシャルネットワーキングサービス「GREE」で提供するアプリを開発する。

同社は北海道と沖縄にサイトパトロール・センターを設置しているが、今後は開発拠点として国内にスタジオを増やす方針で、複数の地域に設置したいとしている。候補地は今期中に選定する予定。スマートフォン市場の急成長を受け、地理的な制約が少ないコンテンツ事業を強化し、海外にも積極的に展開していくという。

同社は2012年4月~6月期にシームレスなアプリ開発を可能とする「GREE Platform」を提供するなど、アプリの開発、提供を世界的規模に広げていく計画としている。