Great Place to Work Institute(以下、GPTW)は1月20日、2012年日本における「働きがいのある会社」ランキングを発表した。同調査は、日本での発表は2007年より行われており、今回で6回目となる。

「働きがいのある会社」ランキングとは、GPTWジャパンが独自の手法により調査・分析・認定を行う働きがいのある会社の評価ランキングで、調査方法としては、「その職場で働く従業員」と「人事部門」への2種類のアンケート調査をもとに、経営施策や経営者の姿勢などを評価・分析する手法を用いらている。

外部の人やその会社の持つ制度の充実度で判断するのではなく、その職場で働く従業員からの評価を直接調査に反映されることを特徴としている。同社は、「働きがいのある会社」を「従業員が勤務する会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感が持てる場所」と定義している。

今回は「従業員250名以上部門」としてベスト30社、「従業員25~249名部門」としてベスト10社が発表された。

従業員250名以上部門のランキングは、第1位がグーグルとなり、これにワークスアプリケーションズ、Plan・Do・Seeが続く。昨年、「働きがいのあるグローバル企業」世界ランキングでトップとなったマイクロソフトは、日本での調査では第6位となった。

従業員25~249名部門のランキングは、1位 コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン、2位 ネットアップ、3位 日本ナショナルインスツルメンツという結果となっている。

「従業員250名以上」の企業で「働きがいのある会社」トップ10 資料:Great Place to Work

順位 企業名
1 グーグル
2 ワークスアプリケーションズ
3 Plan・Do・See
4 サイバーエージェント
5 アメリカン・エキスプレス
6 日本マイクロソフト
7 ディスコ
8 トレンドマイクロ
9 モルガン・スタンレー
10 アサヒビール