マイクロアドは12月1日、同社が媒体社向けに提供しているSSP「MicroAd AdFunnel」について、PCディスプレイ広告のネットワーク配信規模が月間100億インプレッションを突破したと発表した。

MicroAd AdFunnelは、オーディエンス単位で広告配信を自動制御し、媒体社の広告収益最大化を図るサービスとして2010年10月に提供を開始。同社によると、現在500社を超える利用があるという。

MicroAd AdFunnelは、同社の提供する国内7500万のオーディエンスデータベース「MicroAd PIXEL」や広告主向けの広告管理ツール(DSP)「MicroAd BLADE」と連携しているほか、他社の提供するDSPやアドネットワークとの連携強化も進めているという。

12月からは、MicroAd AdFunnelで行なうRTB(リアルタイムビッティング)配信仕様の外部公開も始めており、同社では「より一元的な広告管理と、高い収益還元力を提供できるプラットフォームサービスとして、機能拡張を進める」とコメントしている。

なお、同社ではPC向けSSP「MicroAd AdFunnel」のほか、スマートフォン向けSSP「MicroAd AdFunnel SP」も提供している。