プラスは、プロジェクタで投影した資料にボードマーカーで書き込んだ内容をパソコンで合成、保存し共有できるキャプチャーボード(電子黒板)の新モデル「C-20 シリーズ」を11月下旬から発売すると発表した。

価格は、「C-20W ワイドタイプ(ボード面幅1,800mm)」が241,500円、「C-20S スタンダードタイプ(ボード面幅1,300mm)」が220,500円。

キャプチャーボード「C-20」

「キャプチャーボード」は、投影した資料にボードマーカーで書き込み、専用ソフトウェアで投影画面と板書内容をパソコン上で一つの画像に合成・保存できる。

パソコンとボード本体をUSBケーブルで接続。プロジェクタを投影し、専用ソフトウェアを起動すると、投影画面の四隅に位置合わせマーク「○」が表示され、そのマークをボードマーカーでなぞることで位置を合わせできる。そして、会議などで書き込みが終了したら、起動中のソフトウェアの「合成ボタン」をクリックすると、シートがスクロールして板書内容を読み取り、パソコン上で投影画面と合成する。合成画像は、ボードに接続されたプリンタからダイレクトに印刷可能。また、ボードマーカーで書いた内容のスキャンもできる。

利用イメージ

「C-20シリーズ」では、従来モデルより40%以上薄型化、重量は20%以上を軽量化し、画像合成時間も従来の約23秒から約15秒に短縮したほか、保存した合成画像をボードに接続したプリンタからダイレクトに印刷できる機能も追加した。

そのほか、新設計の省電力化技術により、消費電力を従来モデルの動作時40Wから12Wに、待機時5Wから3W以下に省エネ化している。

外形寸法/重量は、C-20WがW1980×D675×H1847mm/38.5kg(プリンタ除く)、C-20SはW1480×D675×H1847mm/33.5kg(プリンタ除く)。ボード面は2面。プリンタは、A4カラーで印刷解像度は300dpi相当。インタフェースはUSB 2.0となっている。