宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月14日、星出彰彦宇宙飛行士(@Aki_Hoshide)がTwitterによるつぶやきを開始したと発表した。星出宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)第32次 / 33次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして、2012年6月頃から約6ヵ月間のISS長期滞在を予定している。

星出彰彦宇宙飛行士のTwitter

星出宇宙飛行士は、前回搭乗したSTS-124ミッション(1Jミッション)で日本人として初めてISSのロボットアームを操作し、「きぼう」日本実験棟船内実験室のISSへの取付けや船内保管室の船内実験室への移設、船内実験室の起動、「きぼう」ロボットアームの初期起動などの作業を行った。今回はISSへの2回目の飛行となり、初めての長期滞在と宇宙実験を実施する予定。

星出彰彦宇宙飛行士の最初のツイートはiPhoneから

Twitterでは、搭乗前の地上での訓練を紹介するとともに、ISSでの長期滞在期間中はCapcom(ISSとの運用管制で宇宙飛行士との交信を担当する管制官)として日々ISSの運用に携わっていた経験を活かし、「きぼう」運用管制チームとの連携や様々な科学実験などについてツイートするとしており、搭乗前や搭乗中に感じる様々な思いもTwitterを通して届くことになる。

JAXA宇宙飛行士としてのISSからのツイートは、野口聡一宇宙飛行士(@Astro_Soichi)や古川聡宇宙飛行士(@Astro_Satoshi)らに続いての実施となる。