iPadと「Photoshop」を連携させて操作性アップ
アドビ システムズが開催したクリエイター向けのセミナー「デジタルフォト&デザインセミナー2011~トップクリエイターのテクニックとアイデア~」にて、「Photoshop」の伝道師ラッセル・ブラウン氏と遠藤悦郎氏のセッションが行われた。セッションでは、「Photoshop CS5」のパペットワープのテクニック紹介に続き、iPadアプリとPhotoshopを連携させるデモンストレーションが行なわれた。
現在有償で提供されている3種類のiPadアプリ「Adobe Nav for Photoshop」と「Adobe Color Lava」、「Adobe Eazel」。Adobe Nav for PhotoshopはPhotoshopのツール群をiPad上で選択できたり、画像のサムネイル表示ができるナビゲーションアプリ。iPadのスクリーンに映るサムネイルを指でタップすると、その画像がPhotoshop上に開かれる。さらに、Photoshopで作成した画像をiPad内に保存したり、iPadのカメラで撮影した画像をダイレクトにPhotoshopに転送することも可能。会場ではブラウン氏が自身の写真をiPadのカメラで撮影し、その場でPCのPhotoshopで開いて見せた。
また、Adobe Color Lavaを使うと、指で絵の具を混ぜ合わせるような感覚で色を作成できる。ブラウン氏は、iPadと指だけを使い、テクスチャー画像を作成していた。