Skype初のiPad用アプリ「Skype for iPad」がAppleのApp Storeに登場した。価格は無料。対応デバイスはiOS 4.0以上のiPad/iPad 2。日本語を含む16言語をサポートする。

Skype for iPadは、インスタントメッセージ、ビデオ通話 (iPad 2、初代iPadはビデオ受信のみ)、固定電話/携帯電話との通話などのSkypeサービスをサポートする。これらをWi-Fiおよび3G回線を通じて利用できる。

「iPadの大きなスクリーンでは相手がすぐそこにいるようなSkypeビデオ通話が可能で、もちろんiPadだからビーチや車の中、ソファに寝そべりながらなど、どこからでもSkypeビデオ通話を行える」とSkypeのRick Osterloh氏。

同社はiPadの対角9.7インチの大きなディスプレイとモバイルの組み合わせがシナジー効果を生み出すようにiPadアプリをデザインしたという。例えば、Skype for iPadではコンタクトが大きなアバター写真とともにグリッド表示される。これによりスワイプを使ってコンタクトリストを速くスクロールしながらでも、リストに並ぶ個人を容易に見分けられる。コンタクトをタップすると通話、チャット、SMSを選択できる画面が現れる。モバイル環境でも正確かつ素早くタップできるように、ボタンはすべて大きくデザインされている。過去のコミュニケーションへのアクセスも、最近の会話または履歴をスワイプしながらブラウズするというシンプルなナビゲーションにまとめられている。

グリッド表示でスワイプを使ってブラウズしやすいコンタクトリスト

広いディスプレイで、ビデオ通話中のインスタントメッセージも快適

ビデオ通話機能は、通話中に同じ画面でスムースなインスタントメッセージのやり取りが可能。iPad 2のデュアルカメラをサポートしており、フロントカメラを通じて相手と向き合って会話しながら、相手に周りの様子を見せたいときはリアカメラに切り替える。