富士通は7月6日、5月13日よりサービスを開始した大和ネクスト銀行の勘定系システムを、IAサーバ「PRIMEQUEST」、Linux、銀行勘定系オープンソリューション「W-BANK」を用いて構築したと発表した。構築に要した期間は約13ヵ月。
同システムは、大和証券のシステムとシームレスに連携しており、預金口座と証券口座の自動振替を行うスウィープサービスを実現する。両システムは連携しながらも独立性を保ちながら運用されるため、一方のシステムに障害が発生しても影響が局所にとどまるよう配慮されている。
セキュリティの強化としては、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した不正アクセスを監視するサービス「WAF監視サービス」が採用されている。